あくまでも一個人の意見として見ていただければと・・・！

《政宗編》
上田城での政宗・幸村・三成とのやりとりが、例えるなら「想い人の密会現場目撃→泥沼三角関係」っぽく映ってしまう脳内に一喝（自重）　幸村及び三成とのバトルシーンは熱いな、と思いました。蒼紅的には最も熱い回であったな、と。ただ、小十郎を示す表現はなんか違うような。エンディングはちょっと微妙だったかなー・・・と。
《家康編》
話自体はすごく良かったのですが、レビュー等にもありましたが主役はむしろ孫市ではないかと思う印象を受けました。
家康のキャラ付けは、らしさが出ていて安心しました。家康サイド故仕方ないのかもですが、三成はちょっと嫌な表現されてますが・・・。ところどころで史実ネタが雑ざっていて、ＢＳＲのキャラ付けとは違ってくるのですが、それはそれで面白かったな。
《三成編》
東軍コンビがゲームの赤ルートベースの内容なのに対し、こちらはオリジナル展開。関ケ原戦前の話となってます。印象が前回の家康編とは異なり、ぶっきらぼうだけど優しさがちらりと見える感じ。オリジナルキャラの多々丸がキーキャラとなっているので、オリキャラに抵抗がなければ楽しめるかと（彼自体は健気でいい子です）。これまで出番が控えめだった瀬戸内コンビも活躍してます。（但し他の主役キャラ３人の出番は皆無；）
《幸村編》
こちらもオリジナル展開。話が原作の根本から違うので、ゲームはゲーム、小説は小説、といったような割り切りが必要かも。とはいえ、序盤の幸村の表現は正直いただけないと思った。彼、そんな行動や言動するかなー・・・？それ以降の展開は、話が進むにつれて良くなっているように思いました。家康とのバトルは熱い・・・！多分、活躍する登場キャラは最多じゃないかと。それ故か、若干キャラ同士の絡みは薄めな感じが（蒼紅展開の期待はあまり・・・）。ＥＤは全冊の中で最も好みだったりします。

△閉じる△